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ごあいさつ

代表 樋口 早知子

私は、長い間認可園の保育所に勤めていました。

1970年頃、障がい児保育の指定園になりました。

次々と障がいを持った子を受け入れて保育をするようになって、

障がいを持った子も持たない子も

共に育ちあう保育を模索するようになりました。

ところが、今まで行っていた、

保育者が設定した保育(保育の中心を占めていました)の中に

障がいを持った子は入れませんでした。

いつまでもお客さんでしかありませんでした。


その中で気づかされたことは、

障がいのあるなしにかかわらず子どもたちは、

成長も興味も欲求もみんな違うということ。

そんな子どもたちに同じことを一斉にさせる保育のあり方自体が

間違っているのではないかということです。

従来の幼児教育の在り方が

小学校で行われている授業形態を

真似たものではないかと思うようになりました。


では幼児期にふさわしい保育の方法があるのだろうかと模索していたとき、

シュタイナー教育に出会いました。

そして約10年の認可外の幼稚園での保育の実践を通して、

幼児期に様々な違いのある子どもが

共に育つのにふさわしい保育のあり方だと確信しました。

そして、色々な違いのある子どもたちが一緒に生活することが、

一人ひとりの子どもの成長に結びつくのだと感じています。


シュタイナー保育・教育の実践の新たな場として

「くすのきえん すみよしシュタイナー子どもの家」を開設しました。


大きな集団では疲れてしまう、

引っ込み思案で集団に入っていけない、

同年代の子と遊ぶのが難しい、

いろんなことに敏感で疲れてしまうなどの

不安を抱えている子どもたちにとって

安心して育っていける場所として、

また保育所・幼稚園・学校だけでは

自分のペースで活動することや達成感が得られにくい子どもたちが、

『自分』を育てていける場所となることを

目指していきたいと思っています。